生物学史、生命論史、動物観史の研究者として著名な中村先生が亡くなられていたことを知る。
生物学史の本は要らなくなったので欲しい者はこの日に取りに来るようにという手紙が来て、諸先輩方とともに夏の日にご自宅を訪れたことが思い出される。後進に対する世話をよく見るとともに、出過ぎることを恐れ、嫌っていた。「メッチェン」という単語が会話に入るのを音声で聞いた唯一の方。2011年12月17日の生物学史分科会懇親会がお会いした最後。
葉書が来た人からのメーリングリストへの投稿で知り、その後、葉書でも知る。既にMLへの投稿者の松永俊男さんが「独り言」に書かれていた。
http://oasis.andrew.ac.jp/~matunaga/essay.htm
月曜日みたいな水曜日。雨。ご冥福をお祈りします。