備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

日本共産党あやうし

 ソ連が消滅し中国があんなになっちゃってから十年以上の時間が経過した現在、「共産主義」という言葉が今時の学生にどのようなイメージで受けとられているのかということが話題になった。とある大学のとある教員によれば「共産主義」→「北朝鮮」→「個人崇拝」かつ「独裁」→「戦前の日本」と連想を働かせて、「戦前の日本は共産主義」という理解がなされていたケースがあるということだ。今日は、アポロ11号の月着陸が1969年という話をしたら、そんなに新しいことだとは思わなかったという感想があった。これはしばらく前の「ぼくらのうまれてくるずっとずっとまえには・・・」という歌詞が錯覚をもたらしているのではないかと疑っている。

 作詞者も、歌っている人も1974年生まれだそうだ。あんまり若くないじゃないか。