備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

えふぉーと

 古いビデオをいっぱい借りてきて観たり、ブログページを作ったりしているうちに、もう1月だ。毎週末連続して会議室に閉じこもってやってきた仕事もほぼ一段落ついたし、授業のペースもつかめてきたし、『生物学史研究』73号も出せたし、そろそろちゃんと研究態勢に入らなければ。あっと、とりあえず科研の申請書を書かなければ。
 あちこちで共同研究者になると、エフォート(「全仕事時間に対する当該研究課題の実施に要する時間の割合」が定義で、去年から申請に必要になった記入項目)が足りなくなってきそうなのだが、良いのだろうか? やっぱり原理的には、申請の段階でエフォートの合計が100%を超えては、おかしいはずだ。たとえば、仕事時間の40%を3種類の研究のそれぞれに注ぐという申請は、本来ありえない。どうしよう。
 後記(1日後):ちゃんと書類を読むと、分担金を配分されなければ、エフォートの記述は不要だということを発見した。申請の代表者の人から聞かれたので、あまり小さくない数字を答えなければならないと焦っていたが、エフォートを伝えなくても良いと言うことだ。ちょっとほっとした。