備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

一週間の仕事です。

 はじまりは「死の法」研究集会。遅れて会場に到着して、どこに座ろうか迷う。遅れてしまった理由の一つは、会場が見つからなかったから。館内の会議室や集会室を探し回ったのだが、まさか他がすべて低層階にあるのに、一室だけ展望台よりさらに上の階にあるなんて思いもしなかった。文京シビックセンターと聞いて、たしか地下鉄駅直結と確信し、それ以上案内を詳しく見なかったのが敗因。
 大学の会議がいくつか。入試関連は秘密。あと、いつの間にか来年度から新しい委員会ができることになっていて、いつのまにかその委員の一人になっていた、ということが配られた資料でわかった。
 『生物学史研究』を封筒に詰め、ヤマト運輸に連絡して発送。半年前には1冊160円だった送料が、今度は80円になっている。ありがたい大幅値下げだ。
 科研費特定領域の報告書を仕上げる。締切り1週間前と、締切前日に、それぞれメール(といっても未提出者に対する一斉送信のメールだが)で催促がきたので、締切を守らないと大変だという気持ちになった。効果のある催促のタイミングとはどのようなものか、を学んだ。
 書評を書いているのだが、ちょっと滞り気味。困った。あと、某誌の投稿論文読み。
 最後に関西大学で行われた技術者倫理教育の研究会。倫理という言葉がそれぞれ大きく隔たった意味で用いられているというのに、そのことが明確には指摘されず、素通りされてしまうほど、互いが別々の言葉で会話をしているという空間。
 阪急電車には、ICOCAを使って乗車。そもそも長い間Suicaを買うのを戸惑っていたところ、たまたま関西にいたときにチャンスがあって、ICOCAの方を購入することになった。JR西日本ICOCAは、首都圏のJR東日本線でも使えるだけでなく、関西ではJR、私鉄とも乗車可能なので意外に重宝している。(Suicaでも関西の私鉄に乗れるのかどうかは?)関東では「レアカード」なので、もっていると珍しがられるというのもメリット(?)だ。ただし、この話をICタグ関連の会社に勤務する昔の学生にしたところ、「(SuicaICOCAも)中身、同じっすよ」とあっさり切り返された。