備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

ひさしぶりです

 月曜日は何とか乗り切ったように見えた。しかし、よく考えると、早朝から「滑り台」と叫ぶ2歳児と格闘して、元気な1年生に1限の講義をして、新しく入ってきた学内の某仕事の打ち合わせというものを行って、昼休みに戻って2歳児を連れて買い物をして、午後は儀式的な会議と何も決められない会議を経て、急いで家に帰って簡単なご飯を作って食べた、という多彩な一日。おそらくこれで疲れたのだと思う。
 火曜日は、普段ならそんなに寝ないだろうというくらいに寝てしまった。
 そして、水曜の1限が終わったところで、少しふらついていることに気づく。
 最悪はその水曜日の夜。少し熱があるのに2部の授業。それだけなら良いが、とある情報が入って会議日程の仕切り直しをせざるを得なくなり、打ち合わせのためいろいろな人と連絡をとって、微妙な日程調整を行う。自宅に帰ってから、既に入浴を終えていた2歳児といっしょに布団に入ったものの、あまり寝付きが良くない。頭痛薬が切れてきたからか、深夜に頭痛がしてきて、汗をかきながら、これは明日休講にするしかあるまいと思い、実際に半覚醒の夢の中で教務課に連絡を入れるところまでシミュレートした(が結局ちゃんと出勤した)。
 木曜日、金曜日と少しずつ頭痛はとれてくるものの、今度は正露丸を武器にお腹の異変と戦う。
 やっと回復した土曜日。これを書いている。
 なかなか私からメールでの連絡がなかった皆さん、ごめんなさい。
 ところで、衆議院での臓器移植法A案通過の夜から、政党別賛否をそのまま参議院にうつしたらどうなるか計算してみようと思っていたのにできないでいたところ、既に某掲示板に同じことを考えた人がいたらしく、数字をあげていた。やはり共産党が出席すれば(出席したら全員A案に反対することはほぼ間違いないので)、かなりきわどい数字になる。キャスティングボートを握っているのは、何と共産党かも知れない。もし参議院で否決ということになれば、せっかくA案が通ったと喜ぶ人々がフィーチャーされた報道の続編として、今度は逆転の悲劇が演出されることになるのも目に見えるようだ。問題の多いことが明白なA案が、それにもかかわらず通ってしまった背景としては、これまで何度も改正案を流してきたという後ろめたさがそうさせたのではないかという東京新聞の指摘が的を射ていると感じた。