備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

研究室レイアウト

 3年前に大学の研究室がフロア内で引っ越しをして、広さがそれまでの半分のおよそ10平米になりました。研究室のレイアウトについてはいろいろ考えますが、置ける限り本を置くという方針に変わりはありません。そのため、引っ越し当初より独立したデスクは設けず、一部がデスクになっている書棚、要するに棚の代わりにデスク用の板を刺すことができる「本棚=机」を導入して、そこにパソコンのディスプレイを置いて仕事をしてきました。その後、さらに手狭になって、次に考えたのは、椅子を追い出すことです。椅子がスペースをとらないことになれば、そこにもの(=本や資料)を置けます。ということで、簡単な仕事の際には、「本棚=机」の前に立ってモニタに向かう体制ができました。なお、そのときは知りませんでしたが、デスクワーカーの健康維持のために立って仕事をする用のデスクという商品もあるということなので、私の発案したことは決して不合理なやり方ではないらしいです。その机を私に教えてくれた健康科学の専門家は、私が日常的な健康維持努力をしているとあえて誤解して褒めてくれました。
 そして、さらに狭くなってきたので、今度は電源が怪しくなってきたデスクトップパソコンとモニタ部分を廃止して、「本棚=机」にあと2段分の本を置くことを考えています。ますますノートパソコンを片手に、学内あるいは大学周辺をウロウロする機会の増えることが予想されます。