特集部分の目次は次のとおりです。
身体・生命・人間の資本論―特集にあたって 林 真理
人体の商品化と生権力 廣野 喜幸
「死ぬ権利」と「無益な治療」―命の選別と切り捨てへの力動の両輪として 児玉 真美
高齢者をめぐる生政治―医療費増加の責めを高齢者に帰する言説の分析 花岡 龍毅
代理出産というビジネス―経緯・現状とそれを支える文化構造 柳原 良江
女性の身体の資源化に抗う―代理出産をめぐる日仏の動向 小門 穂
胎児組織利用と子産みをめぐる統治性および生資本 山本由美子
遺伝情報に託される意味―遺伝性疾患のある当事者の語りから 二階堂祐子
「遺伝子検査」へのダブルスタンダードと不透明な未来 武藤 香織
診療記録の資源化―医療情報の電子化と次世代基盤法 佐々木香織
人試料を用いる科学研究―バイオバンクと「約束」のあり方 井上 悠輔
人体の資源化と社会装置としての幹細胞バンク 見上 公一
ご協力いただいた皆様に感謝いたします。