備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

ロシア語まで嫌いにならないで

4月になると大学では新入生を中心に「第二外国語」という言葉が飛び交う。今でこそ多くの大学で第二外国語は必修でもないし、また第二外国語は大学生だけの専売特許でもないが、かつては小学生と言えばランドセルというくらいに、大学生といえば第二外国語だったはずだ(*)。

ソ連アフガニスタン侵攻を受けて日本がモスクワオリンピックをボイコットした次の年に入学した私も、ロシア語に触れるのを楽しみにしていた。

中でも3年生のときにドストエフスキーの『白夜』を読んだのをよく覚えている。古い図書館の3人しか学生のいない教室で、安井先生(**)は、低いけれどもとても通る声で、気持ちよさそうに『白夜』を朗読した。訳読の授業だったが、リガの街がいかに美しいかなど、ソ連文化情報をいろいろと教えてもらった。

今年全国の大学でロシア語選択者がどうなっているのか、ちょっとだけ気になる春。

(*)ドイツ語というだけで学問の香りがする、みたいなことを新井素子がどこかで書いてた(記憶あやふや)。

(**)安井亮平先生。後に早稲田大学教授。2020年没。今調べた。

love and peace

買い物に出たお昼前、新聞販売店の自販機が目に入りました。久しぶりの暖かい日差しと大きな見出しが一緒になって、アメリカ軍のイラク侵攻が、とても良い日和の日だったことが急に思い出されました。春は、人を送り出し、新しい人を迎える季節ですが、素直に喜びの気持ちが出てきません。社会科の教科書で知る「戦争」の存在を、物心付いて初めてライブ動画で体験し傷ついている子どもの隣で、私も動揺を押さえられません。

外泊

昨年1年間は、一度たりとも東京都から足を踏み出さず、最も遠い移動先が「八王子」であった私ですが、このたび勤務先の業務で出張することになりました。さすがに東海道新幹線の乗り方は覚えていました。行き帰りとも乗車率は3割程度でしょうか。

ヒントは写真中にあります

このあたりは、25年以上前に何度か来たことがあるはずなのですが、夢の中のできごとのようで、そのときどこにいたのかまったく思い出せません。

文字起こしトライ

来年度からの授業方式変更に備えて、昨年度の録音の文字起こしをgoogleで試みていますが、なかなか不思議な誤変換が生じます。以下の2つは、いずれも冒頭に無意味母音(「えー」とか?)が挿入されたために起こった誤変換と考えています。

「倫理」→「エリンギ」

宇井純さん」→「AV女優さん」

繰り返し「エリンギ」が出てくる箇所は、キノコについて語る授業のようです。後者については、授業を受けていた学生が頭の中で誤変換していないこと期待します。いずれもスライドに正しい文字列があるので、大丈夫だとは思いますが。

 

外出力の低下

 オンライン授業生活のせいで、間違いなく「外出する力」が低下している。自宅でも、研究室でも、いつも机とパソコンの前でじっとしているからだと思う。ちょっとした外出が身体にこたえる。

 昨日は研究室から出て、頼んでおいた雑誌のコピーを図書館でもらって研究室に戻ってきた(支払用の証紙を自動販売機で買って、その証紙を図書館に持っていってコピーと領収書をもらって、そのコピーと領収書を検収室に持っていって領収書に印鑑を押してもらって、領収書を書類とともに提出する)だけなのに、なんか疲れた。エレベータが珍しく混んでいたからかも知れないけれど。

 一昨日は、新宿と池袋の各地で用をこなした6時間程度で、途中休憩もしているのに、自宅に帰り着いたらダウン。年齢のせいかもしれないけれど。

 なお、ここで言う外出力には、毎日同じ服を着ない力や、髪が伸びたら散髪に行く力は含まれていない。これらの力は、もともと持ちあわせていない。