備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

2014-01-01から1年間の記事一覧

練馬のアメ横

今年で長い歴史に終止符を打つ「江古田市場」に行ってきました。練馬経済新聞が記事にしています。 http://nerima.keizai.biz/headline/751/ ときどき買い物をしていた総菜屋さんは店を移して続けるらしいのですが、既に閉じている店も、建物自体がなくなっ…

距離感の問題

学生たちの、インターネットを使って調査するという概念の中には、厚生労働省の担当課にメールで問い合わせたり、知恵袋で尋ねたりすることも含まれているのだろうか。

ビッグブラザーはサンタクロース

なぜサンタクロースは子どもの好きなものを知っているのか? この謎に挑んだ8歳児の最初の仮説は「超能力」だったが、次に思いついたのが「監視カメラ」説。サンタはそれぞれの子どもたちの行動を逐一監視することによって、その好みを把握しているという仮…

北陸新幹線開業記念グッズ

某自治体にもらったクリアファイル。印刷に失敗した? 地図と路線図が上下に3cmくらい(あるいは50km位というべきか)ずれています。東京駅は海の中。

キーボード取り替え苦労

前日水ぬれしたが大した量じゃないので気にしていなかったキーボードの動きがおかしくなりました。油断していました。不覚です。 押したキーと全然違う文字が入力されるという事態で、文字入力ができません。古いパソコンについてきたキーボードだったので、…

科学コミュニケーション研究会

ゲストで呼んでいただけることになりました。来週の火曜日に、研究会の関東支部勉強会で話題提供をさせていただきます。 詳細はこちらです。 ちょっと古いファイルを整理します。

論理と直観

直観的に間違っていると思われることが、論理的には正当化されるように見えることがある。その場合、その直観の方がおかしいということも、もちろんよくあるのだろうが、まだ十分にその直観を正当化する論理を発見していないということも十分に考えられる。…

起震車グラットくん

先日ご近所の防災訓練で初めて体験。トラックの荷台が舞台に早変わり。簡単なキッチンセットが置いてあり、震度7を体験したい人が乗って、スイッチを押して揺らしてもらえます。震動を感じたらすぐに行動する訓練です。こちらは八王子市が所有している車体…

広告効果

Youtube動画開始時の広告にも、Facebookの右上の広告にも、政権与党党首の顔が出てくる。Facebookの広告は、どうにかすると消せるのではないかと試したが、無駄だった。その他の党の広告は出てこない。私が自民党に投票する可能性があると思われているのか、…

価値観の大きな違い

経済成長時代の感覚をもった年配者は、収入の増加によって高いものが買えるようになることがアドバンスだと信じていたのに対して、デフレ時代のマインドの身についた若い人たちは、物が安くなって同じお金でいろいろ買えるようになることがアドバンスだと思…

pages

建築の学生がよく送ってくる謎のファイルが、Macのpagesというソフトで作成されたものであることがわかった。なぜだかわからないが、最初のページだけ画像形式で見ることができるようであり、1枚だけのレポートなら何も問題がなかった。不思議だが、調べて…

右手の存在価値が暴落

ペンの代わりにキーボードで文章を書き、パワーポイントで授業をする私にとって、右手が左手と比べて大きな価値を持つものではなくなっていることに気づいた。たしかに自動改札が右手仕様であるなど右利きにとって有利にできている世の中ではあるが、右手の…

精神と自然

精神と自然: ワイル講演録 (ちくま学芸文庫)作者: ヘルマンワイル,ピーターペジック,Hermann Weyl,Peter Pesic,岡村浩出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/10/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る既に退職された同僚の物理学者である訳者…

迷う夢ばかり見ます。

ときたま夢の記憶がしっかり残っている日があります。最近は、だいたい電車や道で迷う夢です。間違った電車に乗って引き返せなくなったり、一生懸命進んでも目的地に着かなかったり。学園祭期間中のため新宿校舎での授業はなく、インターンシップ報告会、卒…

生物学史研究91号

発行されました。いつものとおり目次をアップロードします。 http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/hisbio/journal_j.htm まだうちに現物が届いてないので、表紙スキャン画像がありません。たまたまだと思いますが、他の人のところに届いているのは、つぶ…

科学技術社会論学会一人反省会メモ

自分の発表は予想外の時間オーバー。3段階目までストーリーの展開を用意していたが、2段階目で締めることになる(*)。後で質問・意見のあった方にだけ3段階目のスライドを見せた。予稿集の最後の段落と関係する3段階目が欲しい方、(その他)スライドファ…

新しい科学は新しい神話をもたらす

人工的なゲノム合成のさいに、DNAコードの中に研究者の名前やメールアドレスを埋め込む話を聞いていつも思うのは、ヒトやその他の生物のゲノムを解析して創造主の痕跡を見つけ出そうとする人たちが現れてくるのではないかということだ。もしかすると既にどこ…

60秒前後でお願い致します。

休日の新宿屋外でたまたま見かけた、シンガーソングライターさんのライブでの「撮影に関するお願い」。 「動画をYouTubeなどのインターネットにアップロードする場合は60秒前後でお願い致します。」 創作者の意図しないところで複製されるインターネット上の…

家に本があることは大事だ

レポートのためインターネットで調べていたところ、関連のある本の存在を知って、自宅にあったその本を手にとって読んだという学生がいた。家族の本棚に見えた背表紙のタイトルを記憶していたのだろう。家に本があるということは、好奇心を育てるのに、とて…

鍵は鍵穴に

教卓で使うカード型のキーが故障で使えなくなったので・・・と、普通に鍵穴に差し込むタイプのキーをわたされたて、たしかに教卓に鍵穴があるのだから、これも使えるのだとはじめて気づいた。カード型のキーを差し込むところは、授業をしているときにちょう…

Windowsに依存した我を発見

忘れもしない、あの9月の第1週に旅先で壊れたパソコンの、代わりの一台を買いました。一時タブレットとしても使える機種を考えましたが、ほぼ同時にスマホを使い始めたことで、考えが変わりました。「タブレットでできること(キーボードをあまり使わない…

ETV特集「 ヒロシマ 爆心地の原子力平和利用博覧会」

話題の番組を録画して観ました。アメリカが博覧会を通じて原子力のイメージの向上に努め、その重要なターゲットの一つが広島市民であったというお話です。 私は、広島で差別されたと語る被爆者の方が、”平和利用”に「光明」を見いだしたという話が大変印象的…

ラッピングバス

八王子駅から八王子校舎に行くには、西東京バス社の路線バスを使う。バスの車体が広告になっているのはいつものことだが、先日乗ったバスは、またもや、全面他大学の広告というラッピングバスだった。車体に堂々と他の大学名が書かれていると、行き先表示の…

本日の個人情報価格=卵1個

午後から市ヶ谷でお仕事があって、ちょうどお昼時でごった返している新宿近辺で食べる気がしなかったので、すぐに電車に乗って目的地最寄り駅に到着し、駅前でたまたま目に付いた、都内各所に店舗を構える立ち食い系「Fそば」に入って、自販機の食券をSuica…

アンケート依頼

いつもネットで利用している紀伊國屋書店からアンケートのお願いのメール(5時30分)が来ているのに気づいて、回答しよう(かな?)と思ってリンク先をのぞいたら(5時41分)、このサイトは6時まで利用できませんと書かれていた。 これはメール自動送信の時間…

石塚正英著作選

フェティシズム -通奏低音 (石塚正英著作選 -社会思想史の窓-第1巻)作者: 石塚正英出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2014/09/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るありがとうございました。 石塚さんといえば、やはり「フェティシズム」…

見覚えのある受講生

顔と名前も一致する見覚えのある学生が、また今学期も授業に出ていると思っていたのだが、その後名簿に名前がないのを見つけた。どうしたのかと思っていたところ、本人からメールが来て、この授業は既に単位を取ったことがわかったので履修を取り消したとの…

忘れ物発見

2年ほど前から設置されている、エレベータ内の非常用具入れの上には、よく忘れ物があります。今回は、カップ焼きそば? ビニールはかかっていませんでしたが、お湯はまだ注がれておらず、緊急性はないものと見なして放置しました。 非常用具入れには、災害…

ふるさと納税はじめました

まずは岡山県真庭市からです。「ひるぜん果実ジャムセット」が届きました。3日前に振り込みしたばかりなので、たいへん迅速です。 このように、ふるさと納税は、税金を受け取った自治体からくる「特産品」がよく知られています。また「ふるさと」という名前…

ルーマンリスク論の再検討(科学社会学会)

20年以上前の著作だが、もうすぐ翻訳が出るというLuhmann(1991)(リスクの社会学)を巡ってのシンポジウム。「ルーマン読み」だけが聴衆ではない前提での報告のため、『リスク論のルーマン』(2003)は斜め読み、ルーマンの諸著作もほぼ耳学問な私にも、しっか…