備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

過去何百年の細胞生物学の歴史を愚弄している

STAP細胞関連の話題で一日中フェイスブックのウォールがあふれた日。一番気になったのはこの査読者からのコメントでした。論文は、冒頭でウォディントンの「後成的風景epigenetic landscape」に触れ、細胞の運命は分化が進むにつれて決定されていくという常…

作文課題(A4×1枚 罫線あり)

「小学校 参観日 感想」でとりあえず検索してしまう私は、もしかすると学生の影響を受けているかも知れない。

池袋 子ども 遊べる

三越百貨店のあとに入った池袋ヤマダ電機の6階に「おしえますスタジオカフェ」というスペースがあって、本来は特定分野に詳しい店員さんのもと、着席して商品検討の出来る場で、「Ultrabook」の比較検討コーナーとか、4Kテレビ体験コーナーなど、じっくり…

映画『100,000年後の安全』(日本語吹き替え版)本編

高レベル放射性廃棄物の問題は、今後の原子力発電にどんな立場をとろうとも、避けて通れない重要な問題だ。これまで原子炉が運転されてきた以上、既に大量の廃棄物が存在するという事実は変わらないのだから。ところが、フィンランドの地層処分(地下深くへ…

生きものと動物と人間

7歳児がお店屋さんゴッコの「本屋さん」のために簡易製作した「本」を見せてもらったが、「どうぶつのずかん」の他に「生きもののずかん」というのがあり、魚のような絵が描いてあった。 7歳児の頭の中で生物分類体系がどのようになっているのかfolk biolo…

インフルエンザ流行中

児童養護施設のドラマが話題になっていて、しばらくぶりに訪問したサイトがこちら。 http://ameblo.jp/sweetcocoamilk/ 姉妹(兄弟)の概念が自明でないとか、思い浮かばない対象は恨みようがないという感覚は新鮮な発見でした。ちょっとだけ高野文子を思い…

日本基督教団倉敷教会教会堂

お正月に撮った写真の存在を思い出しました。 西村伊作設計、登録有形文化財のこの教会は、個人的には懐かしい幼稚園です。 石畳のスロープが好きでした。

センター試験初日

想定可能な様々な場面で行動に迷わないよう、細かく指示が載っている分厚いマニュアル。外部者を完全にシャットアウトする会場の厳戒態勢。大変な労力をかけて行われる事前準備。 数十万人が秩序正しく公正な試験を受けられるのは驚くべき事だ。こんな見事な…

「ホームベーカリー」「水」「入れ忘れ」

この3つのワードで検索したら、たくさんの事例が集まった。中には硬くなった粉の固まりの再利用法まで考えている人がいる。少し気持ちが楽になった。バターやスキムミルクの分量などに注意を集中するあまり、水のことがすっかり頭から抜け落ちていたのだろ…

ドッペルゲンガー

某メーカーで研究をしている某氏からのメールに、先日○○駅(某メーカー最寄り駅)で林によく似た人を見かけたという追伸があった。「もしかするとドッペルゲンガーでしょうか」と書かれていたので、最近○○駅を使った日を知らせ、「本人である可能性が高いと…

生命倫理とコミュニタリアニズム

コミュニタリアニズムの世界作者: 菊池理夫,小林正弥出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2013/12/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るこの本の第6章に、下記のような文章を書かせていただいています。 第6章 生命倫理とコミュニタリアニズ…

瀬戸一夫『カントからヘルダーリンへ』

カントからヘルダーリンへ―ドイツ近代思想の輝きと翳り (成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書)作者: 瀬戸一夫出版社/メーカー: 東北大学出版会発売日: 2014/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る昨年末にご送付いただきました。瀬戸さんの…

新中野→東高円寺→新高円寺

新高円寺に行こうとして、間違えて東高円寺で降りるのは避けようと心に決めていたところ、新中野で降りてしまうミス。 新高円寺でも新中野でも、地下鉄を降りて地上に出ると、青梅街道が通っているのは同じなので、青梅街道沿いを荻窪方面に進むという指示に…

サンライズ出雲

1月3日に乗車することに決めたので、12月3日(木)に仕事場を抜け出し、新宿駅の「みどりの窓口」(南口)に向かった。およそ9時40分に到着。誰も並んでいない窓口があるのに、少し離れた別のところに既に行列が存在。そこに並ぶべきであることは、…

菊地原洋平『パラケルススと魔術的ルネサンス』

パラケルススと魔術的ルネサンス (bibliotheca hermetica 叢書)作者: 菊地原洋平,ヒロ・ヒライ出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2013/12/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る科学言説プロジェクト(リンクは下記)でコメンテータをお願い…

不覚にも風邪

3日夜から5日夕方にかけて帰省。倉敷に滞在できる時間もあとわずかというその時、それは起こった。 7歳児とほぼ同時に、似たような症状。6日に行った小児科では「お腹にくる風邪」との診断。帰路がいかに悲惨であったことか・・・。 7日まで自宅作業で…

画面の中に故郷を見つける季節

自由行動の度合いが高くなってきた7歳児に、ちょうど迷子の心得を教え込んだところだったので、実家近くの倉敷イオンモールでの迷子センター誘拐事件に驚いた。続いてニュースを読むアナウンサーのアクセントに懐かしさを感じる部分があったので、インター…

富士「塚」登頂

神社の奥にあって、お正月のお昼前後にしか入れないというレア体験の出来る近くの名所「富士塚」にいってきました。せいぜい5m程の高さの小山は、ゴツゴツした火成岩っぽい石が散在し、1mおきくらいに「○合目」という札も立っていて、素朴な富士登山シミ…

あけましておめでとうございます。

昨年もいろいろな方にお世話になりました。 よい年にしたいと思います。