備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

現代思想7月号

特集は何と「万能細胞」です。 万能細胞というよりは、「細胞」を論じた拙稿も掲載されています。 青土社・・・10年ぶりくらいです。 目次(青土社のサイト)

1週間

今週も無事授業が終わった。あとほぼ2週間で、だいたいの授業は終わることになっている。もう少しだ。 火曜日の授業では、某企業勤務+某大学大学院生であるHさんをゲストとして迎えて、話をしてもらう。工学部の学生というのは、実際にモノをみると改善策…

ノートパソコン処分

大学の事務の人にお願いして、備品として買ったノートパソコンの処分手続きを終えることができた。 ハードディスク消去のソフトを買ったのが1年半前のことなので、やっと目的を達成したことになる。 http://tau.s16.xrea.com/blog/archives/2006/12/post_57…

アグリビジネスの巨人“モンサント”の世界戦略

録画しておいた、NHK−BSの番組(前後編)を観た。 日本でまじめにGMOの安全性とか話し合っているのが、馬鹿らしく思えてくるような内容だ。 「世界のドキュメンタリー」は、「子供が欲しい」シリーズも良かったし、興味深い作品が多いと思う。 ちな…

「科学ひろば」サイエンスカフェ

第6回が無事終了。 ゲストの鈴木良子さんの、誰のどんな質問であってもちゃんと受け止めて応えようとする姿勢に学ぶべきところが多いと思った。 カウンターの中の店主まで顔を出して対話に加わるというシーンは、貸し切りの小さなカフェならでは。 詳しくは…

ラッシュ時の副都心線

練馬駅7時40分発の副都心線渋谷行(快速)は、立っている人がまばらなくらい空いている状態。逆に、向かいのホームから出る39分発西武線池袋行(各駅停車)は(豊島園始発にもかかわらず)超満員。練馬で、大多数が快速から各停に乗り換えた結果だ。ま…

アバター

学生の書いた文章を読んでいて、リアルな世界における身体というのは、バーチャルな世界におけるアバターのようなものだという考え方を発見した。身体は所詮アバターに過ぎないとしたら、簡単に取り替え可能だということにもなり、それは身体を非常に軽く見…

久しぶりの更新

だいたい日曜の夜から金曜の午前中までは、授業の準備がワンコそばのようにやってくる。家に帰ると、子どもに振り回されて、お風呂に入れて、夜更かし1歳児を寝かしつけて、一緒に寝て、早朝というかまだ暗い時間に起きて、机の前に戻って授業の準備などを…

ふるさと納税は直接民主主義か?

最初にふるさと納税構想の話を聞いたときから、出身地限定というのは事務的に不可能なので、実質的に納税先の自治体を自由に選べることになるのではないかと、少し期待していた。もしそれが可能なら、某外国軍基地の受け入れを拒否して財政が逼迫する自治体…

クールビズ

来週から新宿校舎内は「クールビズ期間」になるらしい。そんな掲示が出ていた。暑いという文句があまり出ないようにするための社会工学的対策だと思う。研究室は個別にエアコンが付けられて、油断すると寒くなるくらいだから問題ないが、教室の方はどうだろ…

蝶よ花よ

ベビーカーを押して散歩するようになってから、明らかに季節の移りゆきに敏感になった。 シロツメクサ、カラスノエンドウ、ハルジョオンなど、それぞれの植物が葉を広げ、花を咲かせ、種をつけていく様子を見てきた。特に観察したいと気負っているわけではな…