備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

脳死宣告から4カ月後、意識を取り戻した青年

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081206495123.html 某MLで知ったもの。 「医師が移植のために彼の臓器を摘出しようとしたところで、ザック・ダンラップさんは意識を取り戻した。」というところは、状況をいろいろと想像してみると背筋に寒気を感じる…

送り狼

広辞苑第五版(第六版が手元にないので・・・)によると以下の意味。 (1)山中などで人の後を追って来て襲うという狼。 (2)表面は好意的に人(特に女)を送りとどけながら、途中でこれに乱暴をはたらく危険な人物。狼れん。 しかし、ネットでいろいろ調…

Happy Technology

「女子高校生対象の工学系学部進学情報誌」というものがあることを知った。 http://anesta.blogdehp.ne.jp/ 「工学部を有する大学及び内閣府等のご協力」によって成立しているそうだ。内閣府というのは、男女共同参画局のことだろう。こういうものに大学とし…

いつものように

いつものように一歳児の散歩中。公園で突然「ワンワン!」と叫ぶので、どこに犬がいるのかと思ったら、公園に犬を入れるなと書いてある注意書きの小さな挿絵だった。たしかに人と猫以外の動物については、すべて絵本で学んでいるため、二次元の理解が先行し…

答案やレポートの整理

半年間授業を担当すると、まじめな受講生の数だけの試験答案and/orレポートが届く。それらは、成績の証拠となるものだし、それなりに思いのこもっている場合もあろうし、最近では個人情報という観点も重視されるので、簡単には廃棄できない。したがって、そ…

厚生労働省もロゴマーク募集中

昨年文部科学省のニュースを聞いたと思ったが、今度は厚労省。 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/03/h0319-1.html こういうイベントもやり方次第では、多様な人の意見を知ることができる。省の活動に対する認知度の調査にもなるし、理解の浸透にもつなげる…

パスワード

近所の公園。ベビーカーで1歳児を連れ回しているとき。PHSが鳴った。 某学会事務局にあるパソコンの、某委員会用のパスワードを忘れたのだが知らないかという電話だった。覚えていたので感謝された。 電話を終えて数分後、私はこの委員会をもうやめているの…

立ち読み

研究室の片付け。背は高いのだがあまり幅と奥行きのない組み立て棚を設置する。段ボールに入れっぱなしだった本を少し取り出した。大量の書類をリサイクルボックスにつっこんだ。 シュレッダーにかけるべき書類の量は、とうとう積み重ねると自分の身長を超え…

大活字

今年度の入学試験最後の合格発表が、新宿校舎の1階に臨時の掲示板を設置して行われていた。定員も少なく、したがって合格者も少ないのだが、せっかくあるのだからと掲示板を何枚も使った少し大げさなものになっている。掲示板の前に人がいるので、もしかし…

機関説

偉い人が病気で休んでいても、その人の名前でいろんな書類が発行され続けているという状態がとても気になっている。 たしかに、組織内で流通するそういった書面の責任者は、個人としてのその人ではない。そういうことを考えれば当然なのかも知れない。そのと…

予備校は知っている。

これは先日の記事の続きなのだが、河合塾の2008年度の設置クラスについてネットで調べたところ、東日本地区(東京近辺)の私立大理系コース(高校既卒者=浪人生向け)の「目標大学」のところが、「青山学院大・芝浦工業大・中央大・東京理科大・法政大…

学生が若くなった

某機械工学者の人と会話をしていて、最近の学生が子供っぽく見えると言われて気づいたのだが、多分学生は本当に若くなっている。 はっきりと覚えていないが、私の勤め始めた頃には、入学者の半数は浪人生だったと思う。そういう資料を見た覚えがある。ところ…

参加者募集中(サイエンス・カフェ)

案内はこちら。 http://scienceagora.seesaa.net/article/86904731.html 鳥インフルエンザが、人間に感染して流行する可能性は? そのとき、どれほど死者が出ると予想されているの? 社会生活の麻痺が経済に与える影響は? ワクチンが足りないと聞いているけ…

市ヶ谷

面白い画像だと思ったのでリンク。 Willcomのサイト 市ヶ谷フィッシュセンターに入ったことはないので、中から見ると本当にこんな景色なのかどうかはよく分からない。だから、ひょっとすると合成画像かも知れない。でも、黄色いラインの電車から下の方に見え…

一週間の話

ほぼ一週間の話。 3年間続いた民族博物館主催の研究会が終了する話。最後の開催地はどう考えても一泊せざるをえない松江だったので、倉敷途中下車を含めいろいろ方法を考えたが、出席は諦めた。研究会を閉じたら一冊本を出すというのが一つの礼儀のようなの…