備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

防災訓練

高層ビル内で震災を体験した立場としては気持ちも引き締まる防災訓練ですが、毎年変化があって退屈しないようになっています。今年は同人誌のようなマンガ冊子が頒布されていました。描いたのは元?学生さんでしょうか。

ツルムラサキ

ツルムラサキの花が咲きかけています。春先に苗を買って、葉が育ってきたのを摘んで少しずつ食べていましたが、若葉の生長を待ち過ぎると硬くなるので採取のタイミングが難しく、ちょっと癖があるので葉物が好きでない家族の評判も今一つであったため、途中…

残酷な天使の名前

「残酷な天使のテーゼ」というタイトルから、「テーゼ」が天使の名前であるとする誤解が生まれることがわかった。20年間気づかなかったが、よく考えると大昔「タンゴ」を黒猫の名前だと信じていた私と相似だ。

ETV特集「それはホロコーストの'リハーサル'だった 〜障害者虐殺70年目の真実〜」

ナチス時代のドイツで、ユダヤ人虐殺よりも前に、障害者のガス室送りが行われていたことを扱った作品です。 http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3500/230061.html とても重要だと思ったのは、国家のためという名目での、医学という手段を用いた弱者の切り捨…

「「細胞を創る」研究と社会」(『生物工学会誌』93(10))

標記題名の記事を書きました。 特集「「細胞を創る」研究とその展開」の一部です。 http://www.sbj.or.jp/sbj/sbj_vol93_no10.html 簡単ですが、合成生物学に関する、海外での倫理的な議論、コミュニケーション活動の紹介をしています。

流行に左右されない

新宿校舎内のコンビニでは、ハロウィン仕様の日清カップヌードルパンプキンポタージュが今月ずっと4割引きで提供されていましたが、昨日見たところやっと売り切れたようです。しかし、その代わりに今度はエヴァンゲリオンとのコラボ商品が、半額で大量に売…

「不十分な厳格さには意味がある」または「不便さが協力を生み出す」

エレベータ移動が重要な役割を果たし、混雑時には一台逃すと大きなタイムロスになる高層ビルでは、エレベータのドア閉めは慎重に行われます。たまたま(あるいは意識して)ドアボタン際に立つことになった人は、その人が「常連」であれば、学生でも教職員で…