備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

2009-01-01から1年間の記事一覧

標準的バナナの形

スーパーで見つけて疑問を感じた商品。携帯用バナナホルダー。 バナナ1本をつぶさないように持ち歩くためのホルダー。形は変えられないので、その形にあったバナナじゃないと入らない。これを開発した人は、いったいどのようにしてこの形をあみだしたのか、…

最後の出勤

学内に人が少ないので、エレベータがすぐ来る。ただし、25階あたりは、年の瀬のこの時期でも賑やかに見える。念入りに電源を切って、仕事に必要なものを鞄にまとめて、帰宅。 お年玉くじ付き年賀「切手」は、近所の2つの郵便局では売り切れていたが、新宿…

『ドイツにおける「赤と緑」の実験』(御茶の水書房)

同僚の小野一さんが、本を出しました。以下は御茶の水書房のサイトの紹介です。 「赤と緑」の実験とは、新興の社会運動勢力との協働により、時代の問題状況に対して解決の糸口を提示する試みだが、社会民主主義が実際に行ってきたワークフェア改革は、それと…

御用納め

たまっているレポートの採点。年賀状の準備。 1年ぶりに押し入れから出したワープロのスケッチブック機能を見つけた3歳児が大喜び。 普段からパソコンのマウスに興味がないわけではないが、ダブルクリックが高い壁となって、その実用的な使用は阻まれてい…

「お役所仕事」復権。

クリスマスの準備もお正月の準備も、簡単にできるようになったものだと思う。もちろん、わが家がどちらも大したことをしないからそう感じるだけなのかも知れない。しかし、クリスマスイブには夜遅くまでチキンもケーキがコンビニやスーパーで簡単に手に入る…

ナノテクとSF

これの共同研究者氏のところを訪ねてきたフランスからの留学生氏と話をしたところ、日本の小説、マンガ等で「ナノテク」が登場するものを探しているとのこと。誰か知っていたら教えて下さい。xreaのブログは改造しようとすると再構築が途中で止まる症状で、…

地下手鉄経由

JRの駅からJRの駅まで、途中で地下鉄を経由して移動した。 乗り換えのための改札でこんなスタンプを押してくれる。 JRの運賃について少し調べたが、難しい。 私が通った経路の場合、乗り入れしている電車に乗ると、連絡改札を通らないで行けてしまう場…

フーコーの振り子

千葉大学のサイエンスプロムナードをちょっとだけ通り抜けて来た。 サイエンスプロムナードというのは、大学の建物の1階を開放して誰でも入れるようにした小さな博物館的な施設で、時間によっては学生が学芸員代わりに説明をしてくれるというところ。 振り…

まだまだインフルエンザ

月曜1限は3名。「先週のこの授業はインフルエンザで休みました」届けを持ってきた。 ある同僚によると、授業中に並んで座っていた3名がそろって気分が悪いと言い出して授業を抜け出して熱を測ったらそれぞれ高熱だった、ということがあったそうだ。新手の…

火災報知器設置義務化

消防署と言えば、男性的な職業の代表というイメージがないだろうか。たとえば、東京都の女性消防官の割合は4%らしい。そんな消防署の広報としてはちょっと画期的な展示物を見つけたのでさっそく記録。 住宅用の火災報知器の設置が義務化されることを知らせ…

シリーズ続編に期待

たまたまテレビをつけたときにやっていたら少し視るくらいで、録画したことはほとんどなかったはずの「サイエンス zero」を、ときどき早回しにしながらもちゃんと視たのは「緩和ケア」を特集していたから。サイエンスそのものだけでなく、人間の死生観にも及…

インフルエンザ流行中

火曜日と水曜日はまた会議室に閉じこもる仕事。 ただし、水曜日は他にもいろいろあったため、白金台から豊島園・小竹向原。 授業のたびごとに、先週休んだのはインフルエンザですという書類を私にわたそうとする学生が現れる。大学全体では週に何十人という…

月曜日は八王子/新宿/八王子

午前中は授業で八王子、午後新宿で会議に出席して、夜は八王子で懇親会。 環境経済学を専攻する某氏が、自動車輸出の調査に北陸某市に行って、パキスタン人街で食べたカレーがおいしかったという話を聞いて、ちょっと意外な気がしたのだが、もともと横浜中華…

週末は3歳児と

買い物に出て、クリスマスツリーの飾り付けを買う。結局、100円ショップで何品か手に入れた。 木は既に用意してある。1m近くあるので、宅配便としては届けにくい形だが、持ち帰るのも難しいので通販で購入した。根巻きしたものを買ったので、近所で土と…

今度は南関東

少し暖かい金曜日。 「千葉大生の底力」がキャッチフレーズらしい。 生協に貼ってあった、卒業生相手と思われる「これぞ底力と言えること」アンケートの回答に「成田闘争の幹部が空港会社の幹部になっている」というものがあって目を引いた。 「マルチメディ…

『生命科学の近現代史』第2刷

うれしいことに第2刷が出ました。 さて、絶版にならずにどこまでいけるでしょうか? ちなみに増刷部数は3桁です。

集中講義で北関東へ

お世話になった学部長の先生は、著名な物理学者(故人)と同じ名字で、しかも専門まで一緒だと知って、もしかしてと調べてみたところ親子であるとわかった。今回は倫理という名目で授業をしに行ったのだが、そういえば自分はもともと科学史を勉強していたと…

さて三連休だ

土曜日は、先週末もそのキャンパスに足を踏み入れた某W大学の博士論文公開審査会。 私はなんと、外部審査員として参加。引き受けた後で気づいたのだが、一応名目上は「ドイツ文学専修」という、畑違いもはなはだしいところだ。審査員4名のうち、私を含め3…

後期第11週目

週の初めは、長引く会議。 また、某認定機関(工学部勤務の人なら誰でも知っている例の機関)の実地審査。ネクタイを締めて、面接を受けた。 週の後半は学園祭(八王子祭ではなく新宿祭の方)。 授業は休みになるも、某委員会の会議はしっかり設定される。 …

ちょっと前にいただいたものですが

(1)額賀淑郎『生命倫理委員会の合意形成―日米比較研究』(勁草書房) こちら (2)山本卓「1930-40年代の英国優生学協会とティトマス──福祉国家における統合と排除――」 (『思想』(岩波書店)1022号所収) (3)『応用倫理』第2号(北海道大学大学院文学研究科…

通販に頼る

片手を3歳児にとられることが多くて買い物がしにくい。そのためもあって、これまでなら通販で買わなかったものをネットで探すようになってしまった。もともと、車に乗らないとか、近所に大きなスーパーがないとか、通販に依存しやすい要素は強くあったのだ…

秋の週末

週末に行きたいところがいくつかあったが、一箇所だけ。 勤務先と同じ区内という近場でやっていた学会の大会へ。 興味深い発表を聞いて勉強になったし、自分を振り返る機会にもなる。

旧四工大

私のところにまで写しが回ってきた『週刊ダイヤモンド』の「大学 総力ワイド特集」だが、一番驚いたのは、第2位につけている不名誉なランキング表ではなくて、卒業生の就職について述べているところの「最後に「旧四工大」を紹介しよう」という一文だった。…

推薦入試

週末は推薦入試(1)。 普段より空いている朝の地下鉄の車内。隣に腰掛けた制服姿の女子学生の読んでいる本がいわゆる「赤本」(2)であることは、活字など印刷の体裁からすぐに気づいた。 何となく気になって、またもう少し目をやったところ、欄外のところに「…

幼稚園狂想曲または不安を生み出すシステムについて(長文)

幼稚園について知ることになって、いろいろと発見したこと、迷ったことがあったのでメモ。 まず、願書提出、考査、発表が同一の日だということ。しかも、おそらく示し合わせているのだろうが、近隣の幼稚園はほとんど日程が同じ。ということは、一つの幼稚園…

最初の記憶

子どもの頃の微かな記憶について、断片的に思い出せることはいくつかあるのだが、どれが最初なのかは、あまりはっきりしない。 そんな中で、明確に言語化されて残っている記憶で一つ、それがある意味で特別な最初の記憶なのではないかと思うものがある。内容…

帰省していました。

新幹線で3歳児を静かにさせるために考えたこと。 早起きさせる→電車の揺れも手伝って簡単に昼寝モードに。 お弁当の時間に合わせて乗る→食べているあいだは静か。 ドアに近い席に座る→いざとなったらデッキに出る。 ビジネスマンを避ける→ノートパソコンで…

アルコール消毒

ウィルスに対して本当に効果があるのかどうか疑問の声もあるのだが、あらゆるところにおいてある。 大学にも、託児所にも、そしていろいろなビルや店の入り口。 最初はあまり気にしていなかったのだが、何となく手にとってみることも出てきた。よく見かける…

自然治癒力で風邪に挑む(0円)

区立福祉作業所の「お祭り」に、3歳児を連れて行ってきた。 いろいろ迷った末に、メールを1通英語で書いた。 大学は木曜日に避難訓練。参加しているのかしていないのかよくわからない感じ。 幼稚園めぐりも最終段階。願書をもらった。 新しい照明器具を買…

そば屋で充電

新宿に通っているといっても東口には滅多に行かない。多分月に1度くらい。 昨日は、紀伊國屋に用があってお昼頃に東口を回る。ちょうど良いので、昼食も東口で済ませた。 久しぶりに、東京ならあらゆるところに存在するチェーン店「富士そば」に入った。 席…