備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ああもうすぐ1月が終わる

29日。わが家に3歳児がいることをときどき気にかけてくれる某同僚が、ディズニーランドのチケットが余っていると声をかけてくれたのだが、思想信条からディズニーランドには行ったことがないと説明したら、そこに別の同僚が割り込んできて、アングロサク…

入学試験が始まる

1月末に入試をやるようになって6年目。1日だけ入試をやって、翌日からまた普通の体制(学生の多くは春休み)に戻る。入試というのは、いかに実際の作業量が少なくてもそれなりに緊張するものなので、切り替えが難しい。他の仕事は少し中断。

朝日を浴びて

目覚めて、ビジネスホテルの窓から外を見たら、隣のビルの屋上に犬がいた。 いや、それだけ。

集中講義で水戸

理学系の大学院生に「科学史」の授業。学部生とはまた受けとめ方が違っているようで、とても新鮮だった。 ホルミシス効果の話には、生物系の学生から、うちの研究室もゾウリムシを使って似たような実験をしてますが・・・という反応が、ルイセンコ学説の話に…

増えるばかりのレポートと答案

25日(月)。午前中は試験。レポートも集める。 既にたまっている以上に、採点すべきものが新たに現れる。 午後は会議が3つ。 殺伐とした日常業務の中でも、考えさせられるできごとは発見できるのだということを根拠づけるため、今日初めて聞いた言葉を2…

豆発見

23日(土)。研究室に着いて、最初にコーヒーを淹れてみようとしたところ発見。 豆を買った店では、挽いてから元の袋に戻してくれる。幸運にも袋の中から追い出されず、ミルの刃を逃れた者が1名いたらしい。 茶柱にも等しい喜びか? この幸運を分けてもら…

1年後

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0920091222agac.html 公知のことならもっと宣伝したら良いのにとも思う。

未来がないといけないのだろうか?

通勤電車の中で少しずつ読んだ『いのち輝く日 ダウン症児ナーヤとその家族の旅路』(M.ズーコフ著、大月書店、2004年)は、出生前診断に関するアメリカ固有の状況がわかる他、取材対象夫婦の考え方の変化や気持ちの揺れが時系列的に細かく表現されていたり、…

キャッシュレス・ネイティブ

食料品・日用品以外の購入には、たいてい通販を利用する。食品も生協をしっかり利用している。車を所持せず、力持ちでもないことから、今の住処を選ぶときにも、宅配ボックスは絶対必要と考えて選んだくらいなので、もともとそうなのだが、最近さらに通販依…

仕事おわってもう一仕事

月曜日。ちょっと悩んでいた仕事を、何とか午前中にほぼ終える。午後は会議などでつぶれる。 夜になってメールが飛び込んできて、もう一つ仕事が増える。 もう忘れかけている論文のことだ。さあどうしよう。 そういえば1つ校正があったはずだと一瞬焦ったが…

いろいろ気になるセンター試験

「倫理」の問題文中に、『疑似科学と科学の哲学』が出ているとか。 フロイトとリカードには注が付いているが、マルクスとコペルニクスとダーウィンにはないとか。 古文の出典に、あんなの出して良いのかと言っている人がいるとか。 ICレコーダやメモリの扱…

前夜

日本語訳がどうもしっくりこないと思って原文をとりよせたところ、やはり原文の一部が訳されていなかったことを発見した。古い翻訳だから、よくあること。 だが、そこでその部分が重要かと思ってよく読んでみたところ、そうでもなかった。ある意味「徒労」な…

持ち込み可

試験が終わってから話しかけてきた試験監督補助の大学院生(TA)氏と私との対話。 TA「今の試験持ち込み可でしたけど、USBメモリ持ち込んでいる学生がいましたよ。どうやって使うのかと・・。」 私「身体のどこかに入力端子がついてるんじゃあ。」 TA「…

『科学人』創刊第2号より引用(メモ)

「科学振興が国策として内閣の綱領の1つにとりあげられたということは、それ自体既に日本の政治的体制ならびに社会的機構がいかなる方面に重点を置かなくてはならないか示しているとともに、一方では日本において科学と国民生活いわば社会とがいかに遊離の…

ようやく業務開始

11日。いつもと違う曜日であることが理由なのか、なかなか人が揃わなくて始められなかった会議や、準備に時間のかかった会議。 12日。夜の試験。試験中見て回ったところでは、前期よりできている感じで少し安心。 邦人名が正解となる解答欄に「○○書店」…

成人の日と出席率

成人式の出席率が上がっているというニュースが耳に入った。新聞には「まじめ」だからだと書いてあったが、騒ぐために出席する場合もあるだろうから一概にそうとは言えまい。 同窓会的な側面もあるので、地元(の友人)を大切にする気持ちが大きくなっている…

実質的に最初の週末

土曜日の9日は、ぬいぐるみ好きとしてで有名で切り絵もやっている生物学者I氏のところで授業を担当し、生物学史の話と生命倫理の話を半分ずつする。授業後の質問はとてもしっかりしていたし、基本的には大学院の授業なので、後から学部3、4年生が多いと…

初日とその次

毎年、1月7日は大学の初日ということになっているらしい。昼頃から人が増えてくる。 1月8日。さらに学内が賑やかになってくる。試験期間に入ったので、地下のフロアは学生たちであふれかえっている。夕方から卒業生2人と飲みに行く。 30代半ばまで定…

地球生命は自滅するのか?

バイオマスは長期的には減少傾向にあるとか、生命多様性もまた過去の方が大きかった可能性があるという議論に客観的証拠を与えようとするあたりは少しおもしろそうかも。「メデア」は古代ギリシアの女神から。 訳者からいただいたので、紹介しました。

ダイヤル市外通話もできます

懐かしい気持ちになったので、写真に収めました。東京都中野区内。 ピンク電話自体は見ないわけではないような気がしますが、もっとかっこいいモデルもあったはず。これは、見覚えのある古いタイプです。 テレビのチャンネルだけでなく、電話のダイヤルすら…

1泊帰省

4日、5日は3歳児と帰省。実を言うと、お正月と言ってよい季節に帰省するのはとても久しぶりのことで、いつ以来なのか思い出せない。すぐに思い付くのは、ネコを飼い始めてからは帰ってないはずなので、16年は帰っていないということだ。その前も、予備…

初夢とその次

学会発表だか授業だかでパワーポイントを使いつつ話し始めたのだが、何かおかしいと思い始め、そのうち会場(教室)を間違えていたことがはっきりするという夢。ちなみに、何かおかしいと感じたのは、こんなに大勢が私の話を聞いているはずがないと考えたか…

あけましておめでとうございます。

大晦日はもらったお蕎麦。3歳児は天ぷらだけ。 2010年の注意事項 -業務は粛々とこなすこと。 -身体と家族を大切にすること。 -感謝の心を忘れないこと。 -上手に研究を進めること。