備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

答案とレポートの処分

 工学院大学に勤務してから満7年が経過したが、書類はたまるばかりでなかなか捨てられない。しかし、容積に限りある研究室の「エントロピー」は増大する一方なので、何とかしようと計画中である。
 事務系の書類の大半は普通にリサイクルボックスに捨てれば良いのだが、学生の答案やレポートの扱いに迷った。jabee(日本技術者教育認定機構)受審関係の大量の答案類は、どこかで一挙に処分されるはずなので、それにまぜてもらえないかと思って教務課の人に聞いてみたが結局よくわからなかった。古参の教員に尋ねたところ、ずっと取ってある(中には20年分も!)か、または保存すべき期間をすぎたら普通に捨てているかのどちらかだった。
 シュレッダーにかけるというのが最善の選択肢であることは、もちろんよくわかっている。しかし、レポートの大多数はホチキス綴じなので、そのままではシュレッダーに入れられない。試しにどれくらい時間がかかるか少しやってみたところ、初年度はかなりレポートを返却しているためか、30分程度で半分近く終わった。この調子だと2時間もかからないで1年分を処理し終わる。しかし、何年もためたらかなりの時間になってしまう。いずれにしても、早く何とか手を打たなければという決意だけ固めた。