備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

地下フロアは学生がいっぱい

 朝9時少し前。地下の入り口から大学に入るところで、普段授業に出ている学生を見かける。ちょっと驚いたような顔をされたのだが、そのときはその理由はわからなかった。
 しかし、よく考えると、ちょうど彼が出席している授業の時間が始まるタイミング。ただし今は試験期間中。ひょっとすると彼の頭の中に「あれ、やべっ、倫理学、試験だっけ」などという想像がめぐったのではないか(本当は試験じゃなくてレポートなのに)と考えた。彼が私を見かけるのは通常月曜の朝だけなのだから、そういうふうに考えてしまっても不思議ではない。
 夜7時過ぎ。朝と同じ場所で、今度は別の学生に声をかけられる。レポートを出して良いですかと聞かれる。これから研究室ですぐプリントアウトできるからというのだが、私はちょうど帰るところ。明日にしてもらった。