備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

ちょっと悲しいお知らせ

 9月になったばかりの深夜、2匹いる我が家のネコのうち1匹(ミュー、オス、黒、もうすぐ16歳)が、帰らぬネコとなりました。悪性腫瘍をはじめ、その他いろんな病気で通院の多い晩年でしたが、最後はやはり多数のネコと同様、腎不全が悪化しました。最盛期は6キロあったのに今は小さい遺体は、ペット用の供養手続きをして、土に返してもらいました。
 一番手のかかるネコでした。大きな声で鳴いて、夜中に起こされました。よく食べました。乱暴でした。どこでオシッコをするかわかりませんでした。我が家の物の配置は、そんなミュー対応にできているため、死んでからも存在感がなかなか消えません。でも、もう鳴き声はしません。魚を焼いても足もとにまとわりつきません。高齢猫なので覚悟はしていましたし、いなくなればかなり生活が変わるとぼんやりと想像していましたが、部屋の模様替えもまだ考えられません。
 でも、止まっていても涙が出てくるだけなので、ときどき思い返しながらも、ちゃんと前を向いて歩いて行こうと思います。