備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

津波早期警戒システム

津波警戒システム、国連主導で半年内に準備会合」というニュース。
http://www.yomiuri.co.jp/features/india/200501/in20050106_41.htm

同計画は、国連国際防災戦略(ISDR)が主導し、日本の気象庁阪神大震災後に設立された国際専門家団体「アジア防災センター」(本部・神戸市)のほか、国連開発計画(UNDP)などがパートナーとして参加する。800万ドル(約8億4000万円)の費用を見込んでいる。

 他方で、ゾウやその他の動物が、津波を避けて波打ち際から逃げていたというニュースなども(個々の話については、真偽のほどはそれなりに怪しいのだが、一応そういうこともあるとして)聞く。
 人間は、先進国の最新の科学技術力と800万ドルのお金をかけて、なんとか他の動物に追いつこうとしているのだ、ということがわかる。