備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

我が社は・・・・

 先日、英語でfrontier sciencesという名前の研究科に通う某大学の大学院生から、同じ研究科の産学協同バリバリの先生が自分の研究室のことを「我が社」と表現するという話しを聞いていた。ところが本日、学内で最近JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定を受けた学科の先生が、自分の学科のことを「我が社」というのを聞いてしまった。
 ついつい周りにつられて出てしまうことばなのか、それともわざとなのだろうか。いずれにしても、大学が大学外の社会に窓口を開くということは、必ずしも外の社会の存在(企業など)と同質の存在になるということではない、ということは忘れてはならないだろうと思う。