備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

小論文の採点2

 上のエントリーで紹介した小論文採点システム「JESS」は、以下のサイトで使用可能。
http://coca.rd.dnc.ac.jp/jess/
 試しに自分の文章を採点してみようとしたが、3000字以内という制限にひっかかるため、論文は拒絶された。仕方がないので、昔書いた書評を、「書評:禁断の知識」という問題の解答として入れてみたところ、「修辞」面で以下のような指摘があった。

・文が総じて(平均的に)少し長いです。
・長すぎる文があります。
・埋め込み文が全体の分量に比べてやや多いように見受けられます。
・連用形や接続助詞の句の並びの多い文が、幾つかあるように見受けられます。

 次に「愛ルケが大不評」を小論文の「問題」と見なして、過日の同名エントリーの添削をお願いしたところ、以下のような問題点が指摘された。

・長すぎる文があります。
・句の中の文節の数が多すぎる文があります。
・漢字の使用がやや少ないように見受けられます。
・埋め込み文が全体の分量に比べて多いように見受けられます。
・連用形や接続助詞の句の並びの多い文が、幾つかあるように見受けられます。
・受動態の文が全体の分量に比べて多いように見受けられます。

 とりあえず「文が長い」というのが難点であることは、よくわかった。ていうか、もともとわかっていた。