備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

木曜日

 お昼前に授業の準備をして、午後の授業に臨む。先週は、きっとあるに違いないと思っていたウェブ上の某ページが既に存在していなくて、学生に見せようと思っていたサイトを見せられなかった。(ひょっとしたら、Googleのキャッシュやwebarchiveには残っていたのかも知れないが、すぐには探し出せないと思ってあきらめた。)直前にちゃんとブラウズして確認しておくべきだと反省。今日は忘れずにチェック。
 こういう場合、もし自分のパソコンを教室に持ち込むのなら、直前の履歴に残っているのですぐに出てくるのだから、なお簡単だろう。でも、それをするためには、いつも同じノートパソコンを使い、携帯しないとダメだ。
 (そういう「パソコン常時携帯者」は、(特に理系の)研究業界では多いかも知れない。先週の金曜日の研究会では、私以外の全員がノートパソコンを開き、(メモをとっているのか、関係ないことをしているのかよくわからないのだがともかく)それをいじりながら会議に参加していた。私も意味なく、まだプレゼンの順番ではないというのに、目の前がさみしいと感じて、持ってきたパソコンを机の上に出してみたりした。)
 授業が無事に終わった後、提出日がおよそ1月後に迫り、そろそろ先が見えてきた卒論生と打ち合わせ。
 明日もあるので、早めに帰宅(おっと、その前に高島屋に寄る)。
 深夜は、出版社C社の編集者氏からの依頼がいくつかあったことを思い出し、メールをそれぞれ別々に書いて返信。
 その後、金曜日の教育研究会の支度。始めてはみたものの、すぐに限界効用に達したことを自覚して切りの良いところ(レジュメ実質2ページ)で終了。
 持ち歩いている本は、岩川直樹・汐見稔幸編『「学力」を問う』(草土文化)。