備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

大学図書館

 非常勤先の東洋大学白山図書館で、入館用のカードを作ってもらった。図書館の窓口でいくつか自己情報を告げたところ、名前の漢字表記を質問された(いつもの答えは「真実の「真」に理科の「理」」)が、すぐにカードを発行してくれた。
 正直なところ、もう少し手間がかかるかも知れないと思っていた。例えば一度教務課に回されて身分証明の発行を受けるのではとか考えたし、念のため4月1日付けで郵送されてくる委嘱状も持って行った。意外に早くてうれしくなった。システムがしっかりしているというより、職員個人の裁量の余地が大きいという感じだ。
 昨年度からこの校舎に通っているが、古い日本の雑誌が比較的多く開架にあることがわかり、複写に便利だということを発見したので、入ってみることにした。目的の雑誌はすぐに見つかった。
 ところで、ついさっき国立の大学図書館が予算を削られて大変だというNHKのニュースで、対策の一つとして辞めた先生に本を寄贈してもらっていますという説明を東京大学総合図書館の図書館員が行っているところが写っていたが、画面の端に寄贈の印が見えて、そこに「広松渉」と書いてあったのを見逃してないよ。