WHOの新しい研究によって、女性性器切除は出産時に母子両方のリスクを増大させるということがわかった。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2006/pr30/en/index.html(英語)
こういう話を聞くと、科学的合理性とか、科学リテラシーというものが、まだまだ重要なのではないかと考えさせられる。科学的にどうこういうよりも、女性蔑視とか残酷だとかいう意見もあるのだろうが、そういう批判は文化相対主義を持ち出されると効果をもたないことがあるからだ。もちろん文化相対主義が科学的合理性以外の批判を絶対に受け付けないというわけでもないのだが。