備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

休講の危機?

 大学のエレベータ(関係者にしかわからないが「低層用」)が、止まるはずのない階を表示して停止した。「しばらくお待ち下さい」というアナウンスの後、止まるはずだった次の階を通り過ぎて、その次に止まるべきだった階に停止した。その様子は、ニュースで聞いたことがある故障したエレベータの動きに少し似ていたので、一瞬閉じ込めの危機を感じた。「先生がエレベータから出られなくて休講」などという事態が想像され、手元のPHSで教務課に連絡を取るのだろうかなどと考えた。でも、故障ではなくて、ひょっとするとエレベータの中で動いた人の揺れか何かを感知して止まっただけかも知れない。
 全然関係ないが、NHKのアナウンサーが、「シンドラー・エレベータ社製のエレベーター」というように、普通名詞(エレベーター)と固有名詞(エレベータ)をきちんと使い分けてしゃべっている律儀さに驚かされる。