備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

今年最後の授業

 八王子校舎で、今年最後の授業「科学技術と倫理」。
 ゆとり世代最初である今年度の大学1年生については、英語や数学や物理の教員の中から不安の声が多数あった。でも、答えのない問を考えようとする姿勢と、自分の意見を表現しようとする態度に関しては、例年以上だったのではないかと、この1年間、1年生がほとんどを占めるこの授業を担当してみて思った。
 最近ちょっと「ゆとり教育擁護派」に転向しつつある。(世の中の流れとはちょど反対かも知れないが。)