http://www.asahi.com/science/update/0811/TKY200708110248.html
世界初となる「ロボットのための倫理憲章」の制定を、韓国政府が進めていると、AFP通信が報じた。同国では人間に代わって家事や子守をしてくれる「サービスロボット」の開発が急ピッチで進んでおり、人間のすぐそばで活動するロボットの安全性を確保する規則作りが必要と判断した。今年末までの制定を目指しているという。
普通に考えたら、ロボットの倫理というより、ロボット開発者・使用者の倫理だと思うのだが、原理的につきつめて考えると両者は区別不可能だ。ロボットは所詮人工物なのだからそれ自身の倫理を問うことは決してできなという命題を認めてしまえば、人間についても同様なことが言えることになってしまう(説明省略)が、それは常識に反する。そこまで考えて「ロボットのための倫理憲章」と呼んでいる・・のだろうか?