備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

春先の仕事

 学校推薦などで来年度の入学が既に決まっている「生徒」たちを大学に集めた、3日間の「スクーリング」。去年からやっている行事だ。
 10年前に予備校をやめたとき、もう高校生の前で教壇に立つことはないだろうと思っていたので、何だかちょっと変な気分。目の前に、まだ17歳だったり、制服を着用した若者がいるという事態が、うまく処理できないでいる自分に気づく。
 このスクーリング、目的はもちろん勉強なのだが、先輩と話ができたり、友達ができるという理由でけっこう好評らしいので、来年あたりは一般入試での入学者にこういう機会がないのはいかがなものか・・・という話が出てくるに違いない。
 春先の仕事がまた一つ。