備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

6月は風邪で始まる

 1日(火)と2日(水)は、ネコに起こされて寝不足で疲れているはずなのに調子が良かった。実はこれが危険な徴候だ。
 3日(木)は、とうとう朝から体がだるい。午前中は体力をセーブして、午後の授業に備える。ここのところずっと3歳児が咳をしており、幼稚園ではやっているらしいので、うつされたものと覚悟する。配偶者も同様で、家族全員風邪となった。何とか授業は終え、咳、痰、微熱を中心とする症状で週末を迎える。
 4日(金)は、よく寝て、少し復活して八王子。帰りの京王線車内でも見事に眠りこけて、体力回復に努める。
 5日(土)は新宿で父母会(教員として参加)。国際をうたう某学科の必修物理の演習問題が英語で書いてあることについて「もーありえなーい」と言っていたお母さんは、私より若そうだった。そんなに心配しなくても多分若い学生には順応力があると思う。子どもを心配する親の気持ちに、多少共感できるようになってきたかも知れない。
 父母会の前後、1階で建築関係のイベントをやっているらしく、卒業設計に関連した模型(家というより街全体をあらわしたもの)がたくさん置かれていたので面白そうだと見物。「立体動物園」(上の階に牛が住んでるぞ)とか、街全体が方舟の形とか、想像力豊かな作品が展示されている。壇上では既に講評を行っているよう。私でも名前を知っている建築家乾久美子氏も見えた。
 6日(日)は日曜参観(親として参加)。参観者は1名限定ということなので、配偶者を家に残したまま、何とか言いくるめて3歳児を連れ出す。連れ出しに苦労すると思って早めに起こしたのだが、意外にもすんなりと外出し、逆に時間が余ってしまう。途中いつもの店(誰か「吠えるポン・デ・ライオン」欲しい人いますか?)で牛乳を飲んだり、いつもと違う駅から電車に乗ったりして、幼稚園に到着。「親子でお買い物ごっこリレー」に参加。前日、大学に参観日はないのかと聞かれたことを思い出した。
 私の血をひく子が集団行動の得意なはずなどありようがないのだが、それでも目に余るほど奇矯な行動で先生を困らせるというほどのことはなく、遅れながらも集団の尻尾についていっている感じで少し安心した。
 熱が出たり、薬を飲んだりすると奇妙な夢を見ることが多い。今回覚えているのは、「カツオのたたき」だけを売っている店がいくつも続いているところで買い物をするもの。買おうとすると日本語が通じなくて英語で注文することになる。目が覚めて、「カツオのたたき」は英語で何と言えば良いのかを調べた。ちなみに、夢の中では、それしか売っていない店なので、その英語が出てこなくても問題はなかった。
 7日(月)は、何とか復活。会議の立て込んでない日で良かった。