備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

年賀状

 年賀状の枚数は、このところほぼ100枚で一定している。前年もらった人には書き、またその年初めてくれた人にも返事を書く。そのルール(「お返し行動」ルール)を、ここ数年いや十年くらい続けてきた結果だ。たとえば、このルールでいくと、学長選挙の年だけくれた人に対しても、その年とその次の年だけは年賀状を書くということになる。
 そういえば、明らかな例外が一人。ずっと以前にお世話になった方で、一度も年賀状をくれたことがないのだが、一度こちらから書いたところと年が明けて最初に会ったとき「年賀状どうも」と印象的な第一声をあげ、またその後も必ずそのように口で返してくれた方だ。それが返事をもらったような気になったのだろうか。会うことがなくなった今でも、なぜかその人には毎年出している。
 年賀状たくさん出す方ですかと聞かれて、どう答えるべきか迷ったこともある。若い人から見たらかなり多い方だろうが、でもルールは極めて消極的だ。もらうからやめないというだけにも見える。しかし、突然来なくなると、どうしたのだろうと心配になることもあるに違いない。