参加費が高いこの大会(ただし大会関連校の学生の聴講は無料)に、これを見て参加しようとする人はいないでしょうが宣伝。
自分の企画したセッションは、「インクルーシブ・デザインを考える」です。
インクルーシブ・デザインという言葉は、既に日本語でも工学分野に入りつつありますが、元来福祉や教育で用いられてきた考え方をしっかり受け継ぐなら、「当事者の参加」をもっと重視すべきだろうと思っています。障害当事者の参加によるデザインプロセスが成功した事例を3件報告してもらって、議論します。
それ以外に、個人的に関心のあるもの列挙。
(1)尺八奏者&流体工学者の尺八論。記念講演「エンジニアにとっての尺八と感性」水野明哲(工学院大学学長)。
(2)一応科学論に関係する者として聞いておきたい。特別講演「インパクトファクターを越えて」渡辺麻子(トムソン・ロイター学術情報ソリューション)。
(3)大武美保子(東京大学,NPO法人ほのぼの研究所,科学技術振興機構)「想いを引き出す会話支援ロボット」(感性ロボティクス部会 招待講演)も、実は気になっています。
詳しいプログラムなどはこちら。