備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

平行作業

 方法も領域も書き手も大いに違う2つの論文に対する、査読という同じ種類の文章を書く作業を、締切が1日違いなので平行してやり、頭が切り替わらなって困るという体験。
 editorial managerから来る依頼は、入力ミスでも丁寧な依頼文が来るから、間違って自分のところに送られたのではないかと疑ってしまう。そもそも丁寧に人の力作=論文を読むという行為であったものが、機械化されたシステムの中に位置づけられることによって、ルーチンワーク的な行為へと変化することを予感する。それで良いのかも知れないが。