備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

命を奪うことは道徳的に間違っているか? そんなことはない、と生命倫理学者は言う。

http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/9901
 原論文にすぐにはアクセスできない環境にある私は、とりあえず上記サイトを参照。
 殺すことが悪いことなのではなく、人の能力を奪うことが悪いことである。したがって、能力を一切失って回復できない人から命を奪ってもそれ自体は悪いことではない。そういった人から臓器を摘出し、結果としてその人が亡くなることが起こっている現状も、倫理的に正当化できる。アブストラクトを見ると、そういう内容らしい。とりあえずメモ。