備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

水浴び

 新しく同僚になった方々の歓迎会に遅れて向かう途中に、スマートフォンで地図を見ながら新宿西口の路地を歩いていたら、頭から水をかけられました。ビルの1階にある店舗から道路に張り出したビニール製のひさしが強風で煽られ、たまっていた水が一気に路上に投げ出されたところ、ちょうど降ってきたのが私の頭の上だったというわけです。ほとんどコントのような出来事だったと思いますが、周りからどう見えているか気にする余裕はありませんでした。
 頭をハンカチで拭いて、よく水を吸い込んだジャケットを手に持って乾かしながら、さらに遅れて会場に向かいました。
 きっと、頭を冷やせという、天からの警告なのでしょう。一瞬誰かが私を目がけて水を掛けたのではないかと思ったくらい、見事に命中したその運の悪さに驚きました。この調子なら、次は雷か隕石に当たるかも知れません。気を付けたいと思います。