その後どうなっているのかと気がかりだったことが、ニュースになっていた。
「小学校の色覚検査、一部で実施続く 名古屋市教委調査」http://www.asahi.com/edu/news/TKY200411010187.html
学生に聞いてみるとあまり印象に残っていないという人も多くて、私の時代ほどちゃんとやっていないか、あるいは何らかの配慮のもとになされるようになってきていると感じてきた。医師が詳しく解説したウェブページ(http://www.shikikaku.jp/)もあるし、記事本文中に出てくる高柳泰世氏には『作られた障害「色盲」』(朝日新聞社)という、最近文庫になった著書もある。あとは、今のような事態に至った経緯が知りたいのだが、それは歴史家の仕事だろうな。誰かやりませんか。