備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

大学生の日本語力低下?

その代わり新しい言葉をいろいろ知っているからまあ良いのではないかと思わないではないのだが、こんなニュースが。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20041124/m20041124000.html


大学生の「日本語力」が低下し、中学生レベルの国語力しかない学生が国立大で6%、四年制私立大で20%、短大では35%にのぼることが独立行政法人メディア教育開発センター」(千葉市)の小野博教授(コミュニケーション科学)らの調査で分かった。「憂える」の意味を「喜ぶ」と思いこんでいる学生が多いなど、外国人留学生より劣る実態で、授業に支障が出るケースもあるという。同教授は「入学後の日本語のリメディアル(やり直し)教育が必要」と指摘する

この問題を考えた人はかなりの力量の持ち主と見た。間違いのパターンをしっかり見破っている。