妹と義妹と私という3人で、岡山孤児院の創始者石井十次を描いた映画を観てきた。小さな会場とはいえ劇場でフィルムを観るのは久しぶりだが、わざわざ足を運びたいと思った理由は、基本的に史実にのっとったこの作品の脇を固める登場人物の1人が私の曾祖父であると聞いたからである。要するに舶来趣味だったらしいのだが「倉敷で最初のプロテスタント」「倉敷で最初に洋服を着た」などという話を聞かされている子孫の1人としては、小倉一郎演じる庶民的な役柄にちょっと違和感を感じた。
映画自体は、小学校などで一斉に見せるのに適していそうではある。マツケンブームもあったし、もうちょっと人が入っても良さそうなものだが。
「映画「石井のおとうさんありがとう」公式サイト」は以下
http://www.gendaipro.com/juji/