最初にニュースを聞いたときから、そうなるだろうと思っていた。
インターネットで爆弾の作り方を学んだと少年が述べて、インターネットが問題にされるということだ。「腹腹時計」や「球根栽培法」の時代じゃないんだから、手っ取り早く知識を得るには、インターネットが一番だ。
しかし、インターネットが良くないとかいうのは、本が良くないというのと同じで、メディアそのものを批判したってしょうがない。でも、禁書の歴史があるのと同様に、サイト強制閉鎖措置がとられても不思議なことではないのかも知れないとも、思う。
参考文献は以下。
木村哲人『テロ爆弾の系譜―バクダン製造者の告白』(三一書房)