備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

童謡に夢中

 実は自分の話。近所の区立図書館に童謡のCDがたくさんあるので、それを借りている。何枚も借りると、入っている曲自体はかなり重なっているが、アレンジが異なっていてまたおもしろい。
 「山口さんちのツトム君」は謎の多い曲だ。「ママ」はまだ小さい子どもである「ツトム君」を置いたまま何日も(「このごろ」というのは一日、二日ではあるまい)どこかに行っている。一応、「田舎」ということになっているが、お祖父さんお祖母さんがきっと顔を見たがっている「ツトム君」がなぜ同行しないのか不思議である。田舎のお土産は「摘んだばかりのイチゴ」だが、そのような傷みやすく、まるで日帰りバスツアーのお土産を息子の友達の家にまで配るものかどうか。どうやら「ママ」には、「ツトム君」には言えない大人の事情があるのではないかと想像される。
 日本語を(加えて他のどの人間の言語も)解さない4ヶ月児だが、こちらが音楽に合わせて身体を動かすと声をあげて喜ぶので運動になる。