備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

アバター

 学生の書いた文章を読んでいて、リアルな世界における身体というのは、バーチャルな世界におけるアバターのようなものだという考え方を発見した。身体は所詮アバターに過ぎないとしたら、簡単に取り替え可能だということにもなり、それは身体を非常に軽く見ていることになる。逆に、アバターに身体の役割を与えるとしたら、それは強い思い入れの入ったものになるだろう。どっちなんだろうか。