備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

ラッシュ時の副都心線

 練馬駅7時40分発の副都心線渋谷行(快速)は、立っている人がまばらなくらい空いている状態。逆に、向かいのホームから出る39分発西武線池袋行(各駅停車)は(豊島園始発にもかかわらず)超満員。練馬で、大多数が快速から各停に乗り換えた結果だ。まだ、定期の切り替え前なので通勤経路を変更していない人もいるのだろうし、空いているのを見たら経路を変えることを考える人も出てくるかも知れないが、今のところ副都心線の方が楽に通勤できそうな感じ。ダイヤの乱れさえなければ。
 しかし、副都心線の急行停車駅は、どれも不便なところ。池袋は西のはずれ、新宿は3丁目、渋谷は地下5階。本当に山手線の混雑緩和に役立っているのかどうか怪しいものだ。そもそも埼京線ができるときにも、山手線の混雑緩和と言われたのだが、今はどちらも等しく混みあっている。輸送可能量が増えば、それだけ人も増える可能性がある。ちゃんと沿線開発と組み合わせて考えないと、ほんの一時的な解決策にしかならないはず。