多分、これまでもどこかで見たり聞いたりしたことのあった単語だと思う。そして、仕事柄、私は日に何十回も辞書引きや検索を繰り返している。わからなければすぐに調べる習慣はついている。
しかし、この単語については、おそらく無意識のうちに知らなくても良い言葉と見なしており、視界の隅に入ってきても無視したり、文章の中にでてきても読み飛ばしてきたりしたものと思われる。
ところが、偶然その意味がわかってしまった。
知りたくもないのに知ってしまって、しかも忘れられないなんて。
損した気分だ。
某事典のサンプル項目は、どのくらいの字数で書けば良いのか分からなくなった。といっても、まだ誰も提出していないようなので、すぐに調べようという気にならない。
やっと序の部分が書けた原稿。
編集者に見せる勇気を私に与えたまえ。
京王線の時刻表が変更になっていないことを確認して、八王子に出発。