大学での主たる仕事は、この時期に毎年ある某業務。
帰りに京王百貨店に入ったら、「福井県物産と観光展」をやっていたが、福井と聞いてすぐに思い浮かぶものが何もなかったので確かめてみたくて寄ってみた。「オバマまんじゅう」を初めとする嘆かわしい便乗製品もあった。これも県が誇る物産の一つということなのだろうか。結局鱒鮨(小)などを買って帰る。おいしかったよ。
海の向こうの国の大統領の就任演説について、この国のテレビのニュースが長時間にわたって報道し、日本語のブログでも就任演説を取り上げる人も多い。
私には、イラク戦争が始まるときに世界中に見せてくれたような、瞬間的に盛り上がるアメリカ的で無責任な熱狂が再現されているようにしか見えないし、そこに日本まで巻き込まれることはあるまいと思うのだが、どうだろうか。物と夢で国民に満足を与えることで制度的な安定を確保してきた「二択独裁」の国では、金融破綻の今、夢の方に大きく「消費」が傾いているということではないのか。
たとえば、イラク撤退は明るいニュースとされることが多い。しかし、アフガニスタンに兵力を結集してどうするのか? そのとき自衛隊は何をすることになるのだろう。そういった本質的に重要な問がごまかされてはならないはず。
いったい4年後どうなっているのだろう。予想できないことが多いのでとても楽しみではある。