備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

年が明けてイベントが多いとお嘆きの皆さん

 国や機関の研究プロジェクトは「年度」単位で予算がつくから仕方がないのだが、この時期たいへんな数の「まとめイベント」情報が、郵便やメールで届く。
 特に近年、一般公開型のものが増えているように見える。研究成果を公開しようという試み自体はとても良いことだが、あまりにも数がありすぎて、関心のある人でもどれに行くべきか迷うのではないだろうか。研究にかかわっている側も、いくつも重なっていたら全部に出席するわけにはいかないかも知れない。
 むしろそういうのをまとめて行って、それぞれのプロジェクトの評価につなげてはどうなのだろう。プレゼンにも気合いが入ろうというものだ。(おそらく今でもこういうイベントの参加者数などは研究評価の対象になっているはず。)
 あと、だいたいそういうイベントは東京であるというのも問題かも知れない。
 で、私は(今では)直接関係していませんが、次のようなイベントがあります。

 ゲノム研究最前線−ゲノム科学がもたらす生命の新たな理解−
 日時:2009年2月25日(水)
 場所:丸ビルホール
 詳細は以下のサイトをご覧下さい。
https://www.genome-sci.jp/modules/g4_events/article.php?eventid=64