備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

会議やお別れ会

 会議の結果、来年度は大変そうだということがわかった。どうして大変になるのかというと、同じ「部署」の人が次々に大学全体にかかわる偉い役について忙しくなってしまうのに対して、その「部署」内で満たすべき役の数が一定だからだ。
 夜は、新宿の某ホテルで37年勤めた某先生の送別会。といってもその先生は、来年度も非常勤講師で大学に現れる。専任の停年が67歳、非常勤講師の停年は70歳とずれているため、そういうことが可能になっている。
 以前に「学内物知り」の誰かに、教員の停年制度がどのように変化してきたのかと尋ねたところ、「停年ができた」というのが一番大きな事件だったと聞かされた記憶がある。たしかに帝国大学名誉教授の天下り先であったという過去はあったらしい。その頃、教員の平均年齢はいかほどであったのだろうか。
 雨なので、NSビルの西側にホームレスの人が集まっている。
 都庁前での集会が、今日はなかなか盛大だったが、どうやら根津公子先生をめぐる集まりだったようだ。