備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

これはホームルーム

 5月1日。2限の授業は、機械工学科新入生の3分の1が学内見学。
 私は第2班計14名の出席をとったところ、2人足りない。仕方がないので一応見学コースを簡単に板書して出発。
 すぐに一人追いついてきた。黒板を見たのかと思ったら、そうではなくて友人に電話して(そしてその友人は授業中だというのに電話に出て)今どこにいるか、聞いたのだそうだ。なるほど今はそうやるのか、と思う。
 学生は素朴に「この水は何ですか」などと聞くのだが、それが工作機械の洗浄用にpHを調整してある水だったりするなどあらゆるところに発見があるという点は、学生も私も同じ。
 工房では、かつてNHKロボコンで大活躍したお茶丸君が静かに余生を過ごしているのを目撃。
 テニスコート近くの、一番高いところにある某研究等の研究室では、某倫理委員会の席上で用途を聞いた覚えのある(多分)特殊な装置を目撃して、「書類だと全然イメージがわきませんでした」と研究室の主に言ったところ、「ちゃんと読んでるんですね。ヤバイヤバイ。」と返された。
 下記サイトでわかるように、かなりのハードコース。
http://www.kogakuin.ac.jp/campus/hachioji/shosai.html
 昼休みに、とうとう授業に来なかった一人を、生協の売店で見かけたので声をかける。「すみません、寝過ごしました。」「来週はちゃんと来ようね。」