備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

自己評価報告書と研究成果報告書は両方必要

 科研費(科学研究費補助金)のうち、基盤研究にあたるものなどの報告書提出のルールに次のようなものがある。
 (1)4年以上にわたる研究は、3年目終了時に中間報告として「自己評価報告書」を出さなければならない。
 (2)最終年度終了時には、最終報告として「研究成果報告書」を出さなければならない。
 では、もともと4年の計画だったものが3年で終了した場合(最終年度前年度応募が通った場合にそうなる)には、どちらの報告書を出さなければならないのか。
 日本学術振興会によると、答は両方だとのこと。
 職員の方が申し訳なさそうにメールで教えてくれた。
 (経験上、こういうネタは必ず検索してくる人がいるので書きとめておきますが、平成21年7月現在の学振の見解だということに気をつけて下さい。)