備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

脳死:子どもで初の判定作業 昨夏、臓器は提供されず

 毎日新聞のサイトより。
 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110103k0000m040093000c.html
 その他のニュースサイトでも読めるが、「子どもからの提供があり得ることを示すケースだが、対応できる病院はまだ少なく、態勢整備を早く進める必要がありそうだ。」で締めくくられているのは、共同通信の配信した記事。
 それに呼応するような記事がこちら。もしかするとこういう情報の背景にあったできごととして昨夏の話が出てきたのかも知れないが。
「子供の脳死判定に専門医を派遣」
http://www.josei-ikyoku.jp/ji-news/227.html
 こういうことも必要だと考えるのはわからないではないが、そもそも小児医療全体、あるいは少なくとも脳死判定に先だって子どもの救急医療の充実を訴えるべきだと思う。