備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

科学技術と社会の相互作用 第5回シンポジウム

http://www.ustream.tv/recorded/25777346
 自分が登壇した第2回以来行けていないが、工学院大学教職課程修了生でもあるHさんのおかげで上記のUST中継があるので、外からほんの少しだけ、断片的に視聴。あとからまた観るつもり。
 90年代後半から学問のOS(「基本的な考え方」という程度の意味だろう)が変わっている(のに追いついていない人がたくさんいる)という鈴木寛氏の発言に、確かにそうだと思うのだが、じゃあ自分はどうなのかと考えてみると、むしろ70年代のOSで動いているのではないかと気づいた。
 大学に入ったのは80年代なのだが、そこここにころがっていた70年代的なものばかりを選んで拾い集めていたという気がする。何が時代に合致するかは、なかなか複雑で、新しさだけの問題でもないように思う。