備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

リンク「教職員ボーナス削り奨学金工面 上智大、年10万円支給」(朝日新聞)

http://www.asahi.com/national/update/0205/TKY201002050418.html

 上智大などを運営する学校法人上智学院(東京都千代田区)は2010年度、教職員のボーナス予算の一部を財源に、経済的に困っている学生を支援する独自の奨学金制度を創設する。
 支給対象は、法人の大学、短大、専門学校に在学し、経済的に困窮する学部生や大学院生ら。1人あたり年10万円を毎年100人に支給する。自宅生か下宿生かは問わない。返済の必要はなく、他の奨学金制度との併用もできる。当面は3年間の予定で、年1千万円分の財源は教職員のボーナス予算を削って工面する。職員は「ボーナスカットはつらいが、教職員で学生にできることを考えた」という。

 短い記事だけでは詳しいことはよくわからないが、工学院大学でもボーナスをカットしている(A)し、新しい奨学金を創設している(B)。
 (B)のために(A)をやるのだ、と言えば良かったのか?